外資系企業と健康管理(最新の抗がん剤による治療)
◆外資系企業とがん
小林麻央さんがお亡くなりになりましたね。
ブログでその闘病生活を綴っておられましたが、乳がんと宣告された時の衝撃や絶望感、その後の抗がん剤による副作用など想像を絶する苦しみの中におられたと思います。
その中において、常に、明るくポジティブに「必ず治す。きっと治る。」と信じ綴っていたブログに多数の読者がついていたというのも納得です。
心よりのご冥福をお祈りいたします。
日本人のがんの罹患率は、年々増加し、もう或る意味、国民病の域に到達しているのではないかと思うほど、身近なものになってきた感がありますが、同僚たちががんに罹患することもあります。
競争の激しい外資系企業ですので、ゆっくり休んで治療ともいかず、抗がん剤治療を受けながら、出勤していた方もいました。
みるみるまにやせ細り、声も出にくくなっていたのか、話す声に力もなく、とてもつらそうな毎日を送っておられました。
抗がん剤に対するドクターの説明と、治療方針に納得がいかず、病院も何度か変え、数度の抗がん剤治療を受けられました。
ちょうどアメリカ系企業で、大量リストラが噂されているときに、がんを公表されましたので、口さがない同僚たちの間では、「自分はがんだから、リストラはしないでね。アピールだ。」と言われてもいました。
アメリカ系企業では、生き残りの為、他人の足を引っ張る傾向もあり、常に自分の功績をアピールする必要がありますが、悲しいことですね。
しかしながら、海外の同僚や、CEOまでもが非常に心配され、来日時には、お見舞いにもいき、アメリカの最新の治療法やドクターの紹介などもしていました。
その甲斐あって、日本の最高レベルの病院で、最新の抗がん剤による治療を受けることができました。
健康管理は本人の自己責任によるというのがビジネスの現場での常識ですので、まずは、元気であることが大事です。
早期発見でがんは治療できる病気となっていますので、正しい知識をもって、自分で治すというくらいの姿勢でがんと向き合う必要があります。
英語のリスニングをひたすらしている時に、TEDという動画がいいよというのを教えてもらいました。
私の自作の英語音声ファイルには、TEDが素材となっているものもあります。
そのうちの一つが下記です。
少し長いですが、女性なら絶対に見ておくべきです。
デボラ・ローズ乳腺腫瘍を3倍も発見できるツール、そしてそれを一般に使用できない理由 | TED Talk | TED.com
https://www.ted.com/talks/deborah_rhodes?language=ja
ご覧になったように、その内容は女性にとって衝撃的なものです。
すでに7年前に発表されていたものですが、日本では、全くこの「高濃度乳房」と言われるものを聞いたことがありませんでした。
ご興味がある方は、このブログを読んでみてください。
この数年、国は「マンモグラフィー検診」一辺倒でこの検診さえ受けていれば、女性は乳がんの早期発見につながると錯覚さえ持っているのが、残念ながら日本の現状でもあると思います。
世界共通語である英語を学び、そして取得するというのは、このように正しい知識を得ることにも繋がり、一番大事な命にも、結果として繋がっていきます。
情報が氾濫している現代だからこそ、世界共通語である英語を駆使して、自分を守ることの必要性を説いて本日は終わりたいと思います。