一流になるために残業は必要か?
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◆ 一流になるために残業は必要か?
電通に違法残業事件での労働基準法違反に問われた法人として有罪判決がでましたね。
電通はその昔から残業が多い企業として有名というか当たり前という企業、業界のひとつとして、皆に認識されていましたが、時代なのでしょうか、この有罪判決が大きく報道で取り上げられるようになり、
また、コナミスポーツにも名ばかり管理職に対して残業代約400万円を支払うようにとの判決が言い渡されましたね。
私は、大阪の製造業で働いていたことがあるので、その頃の平均残業時間がどれぐらいだったかとちょっと考えてみました。
工場にロボットが導入されていたので、24時間稼働で、定時が朝の8時半から夜の8時半というのが、暗黙の了解の就業時間で、毎朝、担当者が、「晩御飯」を何にするかを皆に聞きにきていました。
といっても選択肢は、「吉野家の牛丼」「手作りパン屋のサンドイッチ」「マクドナルド」の3パターンから選ぶ
だけですが、でもとりあえず、食事は確保してくれてました。
その後、何もなければ8時半になれば、帰ってもいいよという感じになりますが、皆、当然残ります。
製造部はもちろん、品質保証部の女性も夜中、下手すると朝まで残業していました。
夜中、部屋でひとりで製品検査していると突然、ゴォ~っと大きな音がしてすごく怖くなり、
「だれ~ェ!だれいてんの~~~ん!!!!!! XXくん?XXくんやんな~ぁ~~あ!!!!」
「そうであってくれ!と思いながら、製品そっちのけで、夜中叫びながら仕事したわ。」
と翌朝のネタにして語っていました。
そんな感じで、真面目に仕事に取り組んできた人から、壊れていきました。
いまこの期間忙しいから、これさえ抜ければ、早く帰れるようになるというのが見えない中で、夜中まで働いて、不良品でメーカーから返品などあれば、休日返上で、3日も家に帰れず、皆で、作り直し、検査のやり直しをやっていました。
そんなこんなで、一人辞め、二人辞めとなり、私も辞めてしまいましたが、大体、休日出勤合わせ、月100時間くらいの残業で、定額の残業代がひと月3万円ほどつきました。
しかし、私はその毎月100時間の残業時間があったので、製造業のコアなところをすべて取得できました。そして、ISO9001とISO14001というグローバルスタンダード規格の知識を身に着け、その知識、経験のお陰で、幸運にもその後、外資系企業に転職することができました。
そして、高収入の給料とポジションを手に入れることができました。
今でもその会社で働き続けている同僚がいますが、状況は相変わらずのようで、たまに連絡が来ます。たぶん、とっても疲れた時に(肉体的にも、精神的にも)連絡がくるのだと思います。
外資系企業でも当然、残業は多いです。
終電に駆け込みとりあえず帰宅する。という人も多いですし、外資系企業に転職してからも私はそんな生活をしていました。
11時過ぎると、会社の近くの地下鉄の入り口が閉まってしまうので、かなり回り道して地下鉄に向かわないといけないので、その時間を計算して、
「あ~っ、電車なくなる!!!」とバタバタと書類をデスクの端にまとめて、走って駅まで向かう日が何度あったことか。
それでも時間が足りなくなって、とうとう、週に2回ほどは、夜中の3時ぐらいまで仕事して、近くのビジネスホテルに泊まって、朝の6時に起きてまた、会社行って仕事する。という生活もしました。
会社の近くに定宿にしていたビジネスホテルがあって、いつも夜中の12時過ぎに「今日、部屋空いてますか?」と電話する常連だったので、部屋が空いていれば、高層階のデラックスダブルの部屋をシングル料金で泊まらせてくれたりしました。
感謝、感謝です。
そんな残業三昧の生活で手に入れたのは、新たな分野となった薬事法と、ISO13485という医療機器のグローバルスタンダード規格の知識と運用経験でした。そしてその知識、経験にて、セミナーでの講師もできるようになり、それがきっかけでまた、新たな分野への挑戦ができるようになり、違う分野への転職にも成功しました。
しかしながら、転職もせず、ずっとそんな残業三昧の生活している人を見ていると、そこから3パターンくらいに行動が分かれます。
まずは、そのままとことん突き進んで精神を病む前に、長期休職に入る人。このタイプの人は、割と早めに診断書サッと出して、休職します。
そして2パターンめは、頑張ってそこで踏ん張り、薬や、お酒でごまかして、結局壊れてしまう。このタイプの人は、まず、ただでさえ睡眠時間の確保ができないのに、さらに不眠症になって眠れなくなり、睡眠導入剤とか、頭痛薬を常用するようになります。
男性に多いパターンですね。傍で見てて、いつ壊れるんだろう?と本当に心配になります。
40代くらいまでは、何とか持ちこらえてるようですが、精神的には、だんだん、イライラして攻撃的になってくるのがわかります。
絶対にどこかに歪みはでてきますからね。
3パターン目は、トットと転職先見つけて、会社を辞める人。
私は壊れる前に、転職する派です。
どのパターンをたどるのかは、元々の本人の性格にもよるかと思いますが、心も身体も壊れるまでその会社にしがみつく意味はあるのだろうか?と私は考えてしまいます。
◆ 頑張って働いてもいいパターン
最近は管理職であっても残業代を出してくれる外資系企業もあって(現在の私の会社もそうです)、友人は、ある時、通帳をみたら、えらくお金が残っていてどうしてだろうと給料明細をじっくり見てみると、普通のサラリーマン並みの給料の残業代が毎月振り込まれていたということでした。
外資系企業の給料って、年収契約で12分割されてそれが毎月振り込まれるので、手取り額は毎月同じなので、給料明細って、私もそうですが、見ないんですよね。
通帳記帳とかも時間がなくてついついやらず、カードだけでお金おろしたりするので、その友人の驚きがわかります。
その友人は、出張ばかりの生活をしていて、ホテルに戻っても、海外本社へのレポートを遅くまで作成したり、やっと自宅にもどった週末にも、やっぱりレポート作成でほとんで、仕事してるよ。ということ言ってます。
そんな私たちですが、年に1度は一緒に旅行に行くのですが、さすがその友人は、旅慣れてるだけあって、荷物がコンパクト!
小さなリモアのスーツケース一個に1週間分の着替えと仕事に必要な書類を入れて日本全国回っているツワモノです。
旅行の時は、別々の部屋取るか、一緒の部屋にするのかはその都度決めるのですが、皆、忙しい中、旅行するので、仕事を持ち込み旅行に行くこともあります。
相部屋では、夜中まで明かりをつけてさすがに仕事はできないので、
「誰か来たら、私が対応しておきますので、このデスク貸してください!」と笑いを取りながら、夜中の3時まで、1階のコンシェルジェのデスクをホテルの人に借りて仕事したことがありました。
そのホテルは、リラックスをコンセプトにしたリゾートホテルで、なんと、部屋では、一切ネットがつながらないのです。
仕事は忘れて、楽しみましょう!ということで、きれいなプライベートビーチが目の前にあり、エステ三昧できるホテルだったのですが、ビーチにも行けず、エステもできず、皆がプールで泳いでいるときにも仕事して、夜は、フルコースとワイン2本開けて、そのあと夜中まで仕事という旅行でした。
食事して、ワイン飲んでそのあとによく仕事できるよね!と驚かれますが、
「慣れてるから!」と、全然平気な私でした。
そんなに忙しかったんならキャンセルすればよかったのにと言われたのですが、「海を見ながら仕事ができるってのがいいのよ!」と強がり言う私でした。
さすがに最終日は、屋上にあるジャグジーにシャンパン持ち込んで、海を見ながらボーっと満喫した時間を持ちましたが。
旅行でも誰か一人はこんな感じになるので、必ず、3人で行きます。
そうすると、残りの二人でショッピングしたり、観光したりと楽しめて、気兼ねなく仕事ができるのでとかなり変な旅行ですよね。
日本企業でも外資系企業でも、管理職になって、高収入になれば、残業は多くなります。が、その分手当がきちんと支給されていたり、その残業時間で何かスキルを身に着けることができるのであれば、一生懸命取り組んでおけば絶対に後の自分の為にはなると思っています。
実際、旅行にいっても夜中まで仕事に取り組んでいたお陰で、その新たな分野でもやはり頭角を現すことができるような存在になりました(笑)。
他人より抜きんでた専門性、強みを持つには、深く深くそのことに関わる時間が必要なことは間違いがありません。
現在のように色々な意味で、「残業=悪」と済ませてしまうことに、私は100%同調はできません。私自身、この残業時間という学びの時間があったからこそ、成長できたからです。
しかしながら、ずっとこんな残業三昧の生活がいいとも全く思っていません。
いつも皆で話すのですが、海外のように、長期で休暇をとって、旅行を楽しむって、どうやったらそんな生活できるの?と。海外の人の生活ってなぞです。
「効率よく」やれば、残業時間が減る仕事や業務もあるかと思いますが、効率よくやってもこなしきれない仕事量を抱えてる人が多いのも事実だと思います。
東京で働くようになって思いますが、本当にビルの窓の明かりが夜中でも消えない!
夜中の3時でもまだ働いてる人いてるな。と思いながら帰りましたし、翌朝メールチェックしたら、夜中の2時に返信来てたということも結構ありました。海外からの返信ではなく、日本にある会社ですからね。
「忙しすぎて、死ぬかと思った」とその夜中に返信をしてくる人が言っていました。
会社辞めるか、業界変えるか、踏ん張ってとどまるかは、本人の仕事や人生に対する考え方ですが、
いつでも転職できるように、自分に価値をつけておくというのは、終身雇用制度がなくなりつつある日本において必須事項だと思います。
◆ ビジネス英語講師のクオリティー(質)の重要性
専門分野、得意分野プラス英語力というのは、転職の際に最大の武器になります。
英語を学ぶなら、「一般英語」ではなく、本当の意味での「ビジネス英語」「専門英語」をメインにしましょう!
大人の英語の勉強には、「知的好奇心への刺激」というのが、長続きの秘訣です。その上で、その英語の必要性が英語上達のカギになってくるので、誰に英語を教えてもらうのかというのは、とても重要です。
一番こだわるべきところは、英語講師の「クオリティー(質)」です。
言葉は適切でないかと思いますが、「英語講師の品定め」は必要です!
ビジネスパーソンにとって、必要なのは、ビジネスで通用する英語です。それは、会議の進行や、プレゼンの定型フレーズや、同僚とのよもやま話、全然、仕事に関係のない業界での会話集ではないはずです。
英語でビジネス上生じる様々な事項(製品の不良や、納期が遅れたとかだけではないです!)を
英語でロジカルに説明できる真のビジネス英語力 ← これって非常に大事なことです!
実際にビジネス現場でビジネスを経験したことがあり、更には、マネジメント経験もある人でないとこのビジネスパーソンとして非常に重要な英語を教えることができません。
この英語の講師選びは、出世や年収にもダイレクトに影響してくるところですよ!
妥協してはダメです!
貴方を評価する海外のマネジメント達の「Why? Why? Why?」攻撃に対応できる英語力をつけないとダメです!←外資系企業ではこれすごく多いし、重要です。
この英語力は、ビジネスを経験していない英語の講師からは、学べません。←きっぱり断言!
ネイティブだから、英語が話せるからと、ビジネス英語にも対応できると思ったら大間違い!
日本人が日本語を話せるからと、ビジネス日本語(こんな日本語があるのなら)を教えることができるかどうかを考えればわかることです。
成田市にあるBEJビジネス英会話スクールのPrem先生は、その点、海外の企業でのマネジメントポジションでのビジネス経験があり、イギリスの大学時代には、ディベート大会で優勝したこともあるという、非常に貴重な英語講師です。
「本の虫」と自認するとおり、様々な分野に対しての知識も半端ないですし、色々な英会話スクールの体験レッスンを経験した私が出会った初めての、正真正銘のプロフェッショナルなビジネス英会話講師です。
一流から学ぶことで、人は一流に育ちます。
ぜひ、成田市にあるBEJビジネス英会話スクールの体験レッスンにて、ご自身で確かめてみてください。
BEJ, Inc.