「読書は好きですか?」英語脳の秘密
「読書は好きですか?」
これは、40歳を超えて英語を学び始めたとき、ご近所にいた帰国子女も真っ青なネイティブ発音で英語を話す、
大人になってから英語をマスターした方から聞かれたことです。
その方の奥さんが外国の方で、奥さんも旦那さんの英語を聞いた人がよくネイティブと勘違いしてるよ。と言っていました。
その人に「どうしたらそんなに英語が上手になれるんでしょう?」と聞いたことがあったのですが、まず一番に聞かれたのが、この
「読書は好きですか?」という質問でした。
今ならその質問の意味がよくわかります。
発音のトレーニングを終え、英語脳獲得の為の高速トレーニングを済ませた後は、色々な英語の資料を読むことで、英語力がついてきたからです。
(詳しくは、ここから→出世する英語)
業務柄、多量の資料を読む必要があり、元来、読書好きであったので、関連英語資料をネットで集めては読んでいました。
もうほぼコレクターのようになっていました。
もちろん初めは全くといっていいほど、読めませんでした。
でも、内容はすでに日本語で理解していることだったので、英語ではこう表現するのか!という気づきがだんだん増えていきました。
ホンの「気づき」だけで、単語は全く覚えられませんでした。当初は。難しくて。
それでもめげずに何とか読み続けていたら、何となく、英文の構文や文法が頭に入ってきました。
私がいまだに文法用語の日本語がよくわからない。というのは、文法の日本解説を勉強しなかったからです。
正確には、文法から勉強しよう!と何度もトライしては、その文法用語の難解さに挫折。という繰り返しでした。
文型なんていうのもいまだにこれがどの文型に該当するのかなんて説明できませんが、その文型を使った英文もきちんと書けますし、読めます。どのレベルの英文が読めるのかというと、法令の解説や、海外医療系論文、英字新聞と割と高度な英文が読めます。
英語の勉強を始めた頃、子供の英語の絵本がいいからと勧められたことがありましたが、大人の私には興味もなく、苦痛でした。大人である私の知識レベルに全く合致しておらず、簡単な内容であったにも関わらず、読もうという気力がわかないものでした。
が、自分の業務の分野のすごい難しい英文は、読めないけれど、見ているのが好きでした。読んでいるというより、「見てる」という感じでした。
ビジネスで成功し、英語が堪能な方が、自分の仕事に関することを英語で学ぶのが一番の英語上達法だ。というのをよく聞きますが、これもちょっと私には、違っていました。
新しいことを英語で学ぶほどの英語の基礎力や、英語脳が出来上がっていなかったからです。でも、自分の業務で、なおかつすでに十分日本語で理解している英語を読むことは、英語力上達に大変役に立ちました。
実は英文の構造ってすごくシンプルなんですよね。私はISO9001や、ISO13485という日本語で読んだら、全く何を言いたいのかよくわからないというような資料を読む機会が結構あるのですが、基本に戻って原文、英文を読むとスキッとシンプルに書いてあって、なるほど、これをやれ!と言ってるのね。と理解できることがあります。
複雑な英文が読めるようになったのは、自分が理解している分野の英文をひたすら読み続け、そして、対訳(日本語訳)にて単語、文法、文型をいつのまにか取得していたからです。
英語の勉強を始めた頃の英文資料をいまだに読み返すことがあります。だんだんサクサクと脳にしみ込んでいく箇所が多くなっています。
新たな分野へのチャレンジをした時も、日本語の資料を何度も何度も読みました。こうすることで、ブレイクスルーを迎えることがあります。
東大主席弁護士山口真由さんの「7回読み勉強法」ってご存知ですか?
この方も、読んで読んで東大の首席、弁護士試験合格などを達成させています。
英語の勉強を始めた頃、電車の中でも、耳にイヤホンそして、目で文字を追いかけるという七田式を徹底してやっていました。
周りを見れば、スマホでゲームしてる人、漫画に読みふけっている人がほとんどでした。
私はその時思いました。
「この人たちって、時間を浪費している。絶対に1年後、3年後、10年後に私と大きく差がつく。」と。
実際、私はその後、英語をマスターして、外資系企業での転職に成功して、年収1千万円を達成しました。
35歳で社会人デビューし、小さな町工場でしか働いたことのなかった私が、英語をマスターし、従来の業務の知識を英語に変換できたということで、人生が大きく変わりました。
英語の基礎、英語脳をしっかり仕上げてしまえば、大人の皆さんは、本当に自分にとって必要な英語を業務を通じてマスターしていけば、必ず、「英語が話せる人」となります。
間違った英語勉強法に惑わされて、時間を浪費しないように!
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