ビジネス英語の独学上達で夢の年収1千万円達成

40代で英語の勉強を始めた高卒50代の現役外資系企業社員が年収1千万円を達成した独学ビジネス英語でマスターした発音、リスニング、英語脳、スピーキング勉強法を解説

日本語アクセント英語

lgf01a201306070900_R

日本語の母音

 

以前のブログで、「日本語の母音の影響を受けない英語発音」を身に着けるべきと書いたことがあります。

 

日本人の英語が外人に理解されにくいのは、日本語の母音の影響を受けた発音になっていることが多々あるからです。

日本語の「あ・い・う・え・お」という母音です。

 

英語力ゼロの私が発音から学び、ひたすら英語ドラマを観ていた頃、自称英語話せます女の子に、

「外人さんってよく、アイス ウエアって言いますよね。」と言われたことがあります。

 

「アイス ウエア? 氷の服? アイスのウエア?」頭の中は、「???」でした。

 

「私は聞いたことないな。」と返事しながら、しばらく考えて「もしかしてそれって、I swear のこと?それだったら、よく外人さんは、I swear to Godって言ってるね。」とやっと彼女の英語を理解することが出来ました。

 

これは、私が日本人だから推測できただけで、外人さんじゃ無理だわ。外人さんが日本人の英語が解らず、「???」て顔になっているのはこれか!と納得した瞬間でした。

英語の「S」の音が、日本語の「すゥ」になっていて、たった2語の英語だったのに、全く分からないという経験をしました。

 

日本語アクセント英語 ポケモン号なのかポケモンGOなのか

つい先日も、「ポケモンGO」がリリースされた週末のショッピングセンターで、プロのナレータの綺麗な声で、「ポケモンご利用のお客様は、他のお客様のご迷惑となりますので、ご注意ください。」というアナウンスが頻繁に流れていたのですが、私はすっかり、小さなお子さん用にポケモンの形のショッピングカートがあるんだな。と思ってました。

何度か聞くうちに、もしかしてそれは、「ポケモンでなくて、ポケモンGOなの!」って、大衝撃でした。

私には、英語の「GO」とは全く認識できない発音でした。日本語の母音の影響で、簡単な単語である「GO」すらも、もはやそれは、英語ではなく、日本語となっていました。

ネイティブが理解できない英語発音って?

英語を話したつもりなのに、外人さんに「???」て顔されるのは、この日本語の母音とカタカナアクセントの影響をかなり受けてしまう単語を「英語」であると間違って認識しているからです。

英語力ゼロで、日本人の英語すら聞いたことがなかった私が接する英語は、テレビドラマの本場の英語だけで、初期にScott先生からアメリカ英語発音を学ぶことができたことで、「外人耳」「英語耳」なるものになるのが早かったようです。

外人さんが聞き取れない日本人の英語が何かっていうことを英語学習の初期に発見できたことで、自分でかなり気をつけて英語発音を上達させていくことができました。

よく英語が通じないのは、アクセントの位置が間違っているというようなことが言われていますが、本当に間違っていることも多々あるかと思いますが、「あ・い・う・え・お」という母音で終わる日本語に引っ張られて、微妙に日本語の母音を付けて英語を発音してしまう日本人の英語アクセントに大いに問題ありきだと思います。

 

特に「S」とか「T」とか空気を思い切りだして摩擦だけの音に近い音を、日本語の空気を出さないさ行やた行の日本語にかえられてしますと、実は些細なことと思われるかもわかりませんが、全く違う音に聞こえて、単語の意味がわからなくなります。

 

英語の「Say」は、「せェい」でもなく、「Talk」は「とォ-くゥ」でもありません。 

 

Scott先生との発音レッスンの時に、「思い込みカタカナ発音」で、「それは日本語!」とよく注意されました。

 

大阪人の英語発音の問題は? 

「い」の音を持たない大阪人の私は、この日本人カタカナ発音の矯正は大変でした。

 

「毛糸」を「けぇーと」「映画」を「えーが」、「稽古」を「けぇーこ」と発音する大阪人は、「毛糸」が「けいと」であると理解して、ふりがなも正しく「けいと」と書けますが、発話するときには、「い」の音がなくなり、「ェー」という長音でほとんどが済まされてしまいます。

 

大阪人の皆さま、ご認識はございましたか?

 

私の当初の英語発音では、「I(ィ)」の音が全部、「ぇー」になり、「SAY」が「せェー」、「SAME」が「せェーむ」というように、すべて長音の「ェー」に変わり、その為、全体的に非常に間延びした英語になっていました。間延びした英語を改善するため、かなりの努力をしました。

 

日本人が母音の影響を改善しないまま英語を高速で話す域に到達してしまうと、それはもう、本当に理解しにくい英語になってしまいます。それがいわゆる「日本語アクセント英語」と言われるものです。

 

アメリカの南部なまりも、「I」の音が脱落する傾向があって、「BYE(バイ)」が「バァー」、「SAY(セイ)」が「せぇー」ぽいのですが、カタカナ日本語アクセント英語は、南部なまり英語のようには、聞こえないんですね。そもそもカタカナという日本語なので。

 

「SAY」とか「SAME」なんていうごく一般的な英単語の発音が、ひどい日本語カタカナ発音になっていたとは、夢にも思ってませんでした。むしろそれくらいの簡単な英語しか正しく発音できない。と思っていました。英語を話す上での、すごい落とし穴なので、十分お気をつけください。

Scott先生との発音レッスンを英語学習の初期に受けておいて本当によかったと思いました。

f:id:AllyBusiness:20171206224201p:plain ネイティブの英語が≪聞ける話せるコミニュケーションできる≫! 『ネイティブ英語サウンドマスター!~基礎編&ステップアップ編~』

貴方は価値のある話を提供できますか?

先日も少し書きましたが、貴方の話すわかりずらい英語をひたすら我慢強く聞いてくれるのは、話す内容に余程の価値がある場合か、もしくは貴方自身に余程の価値がある場合です。

海外旅行で貴方の英語が通じるのは、貴方の英語の発音が完璧なのか、貴方が「お客さま」なのかどちらかです。

 

冷静に自分の英語発音について再考してみてください。

自身の英語発音は、将来、自分の話を聞くトップマネジメント達にひどくストレスを与えることがないのか。

 

「口の形」や「舌の位置」というごく一般的なことを述べることが出来る発音教師は巷にゴロゴロ存在しますが、「今のは、日本語!」と鋭くツっこめるネイティブ英語発音教師は、Scott先生以外存在しないと思います。

 

大阪方面出身の皆様方におかれましては、十分、ご注意なさってくださいませ。

 

ただ、大阪人は、とてもリズミカルに大きな声で話す素養がすでにあるので、英語のリズムさえ覚えて、この「I(ィ)」の発音問題を克服すれば、まずは、ネイティブが理解できる英語発音で英語をすぐに話せるようになる可能性が大ですよ。

 

ビジネスでは、いかに貴方の話を聞いてもらえるかが非常に重要になってきます。たくさんの単語や、フレーズを覚えても、相手に伝わらなければ、全くそれらは、無用の長物となります。

 

貴方は、部下の聞きずらい意味不明の話を、我慢強く聞き続け、彼等に厚遇を用意できますか?

自分本位の立場ではなく、相手の立場になって考えてみましょう!

 

 

 

 

更新情報 おすすめ教材とスクール 効果的な英語発音法 人気教材ランキング まとめページ一覧 メルマガ登録 内容