ビジネス英語の独学上達で夢の年収1千万円達成

40代で英語の勉強を始めた高卒50代の現役外資系企業社員が年収1千万円を達成した独学ビジネス英語でマスターした発音、リスニング、英語脳、スピーキング勉強法を解説

小学校の英語教科化の闇

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小学校英語 英語教科化

不思議な小学校の英語教育

小学校で、英語が正式教科になるようで、その是非を問う議論が様々なところで、それぞれの立場で展開され、先日は、全日本教職員組合(全教)が文科省に見直しを要請するなど、大きな問題となっていますが、私の身近なところでも、最近この話題で盛り上がる機会が多くなっています。

アメリカ人の旦那様と二人のお子さんがいる海外生活経験者の同僚と、先日ランチに行った時、この小学校英語教育について、彼女自身の経験含め、かなり熱く語っていました。

小学校で英語をきちんと発音から教えることができる教師がいない中、でたらめなカタカナ英語発音を教えられるのは、子供たちにとってマイナスにしかならないし、また、小学校の先生もかわいそうだと、とても心配していました。

そんな彼女自身も、地方の中学校で、超カカタカナ英語の教育をうけたせいで、海外生活ですごい苦労をしたそうです。

なんせ、まったく英語が、簡単な英単語の発音すら海外では通じず、日常の買い物だけでも大変苦労し、そんな中、海外で子供も生まれ、子育ても重なり、もうほぼノイローゼ状態にまでなったということでした。

その当時、アメリカで英語も話せない、聞けない日本人は「イエロー」と面と向かって言われ、そのカタカナ英語発音を真似され、笑われ、嫌がらせを受け、悔しい思いをしたことが何度もあったそうです。

しかし、母は強しで、子供の為と一発奮起し、カタカナ英語発音だった英語発音を必死に、それこそ死に物狂いで学びなおし矯正し、そうしたことで、子供の学校の先生や、他のお母さん方と、普通に会話できるようになり、やっと正当に接してもらえるようになったということでした。

「どうしてもっと早く英語発音を学ばなかったんだろう。」と深く深く後悔したそうです。

人種、人格が変わったわけではないのに、「たかが発音」と思っていた、その英語発音が、標準発音に変わっただけで、英語のリスニング力もつき、会話に困ることもなくなり、そしてアメリカ人の自分に対する扱いが劇的に変わったと。

 

私が英語力ゼロでまず、英語発音をアメリカ在住のScott(スコットペリー)先生にSkypeで習い始めた頃、Scott(スコットペリー)先生から、生徒の大多数がアメリカ在住の日本人だというのを聞き、

「なんでアメリカに住んでるのに、英語の発音習うんだろう?アメリカに住んでたら、英語なんて上手くなるじゃない。それに別に少々発音が悪くてもいいじゃない。」と思ってました。

私の英語が話せない友人は、もっとすごくて、

「大人になれば、英語なんて勝手に話せるようになると思ってたから、安心して中学の時に英語の勉強なんてしなかった。だって、日本語だって勝手に話せるようになってたし。」

となんか説得力があるような、ないような彼女の理論をいつも聞かされ、最後には、

「どうして、英語は勉強しないと話せるようにならないんだよと大人は教えてくれなかったんだろう。」

と真剣に今でも訴えます。

「そんなこと思い込んでたのは、あんただけだよ!」とゆーことも言えず、とにかく生まれて初めて英語を習う中学英語の先生がもっと、英語の必要性とか、英語が上手だったら良かったのにということを恨み節のように繰り返します。

同僚も真剣に、中学の時の英語の先生が英語発音から正しく教えてくれていたら、あんな苦労はしなかったと、いかに英語の初期教育が大事かと何度も語ります。

母国語も確立されていないのに外国語を学ぶことは良くないというような意見もあるようですが、発音は子供の時に覚えて、身に着けてしまうほうが絶対にいいと思います。大人になってからの発音矯正は大変ですから。

子供の時にネイティブ発音をマスターしていれば、カタカナ英語発音でも話せるようになりますし。

実は、同僚の子供さんたち、ネイティブ英語発音ですが、現在、家の外、学校では、カタカナ英語発音に変換して英語を話すらしいです。

上のお子さんが小学校の時に帰国し、中学の英語の授業の時に、ネイティブ発音そのままで先生に質問したら、先生が全く理解できず、また、英語の本を読む際にネイティブ発音を同級生に笑われたとかで、学校ではわざとカタカナ英語発音で発言するようになったと嘆いていました。

現在、予備校に通っているらしいですが、予備校の英語講師ですらネイティブ発音の英語を理解できず、あからさまに嫌そうな顔をしたということで、そこでもわざとカタカナ英語発音で話すということでした。

お母さんが、アメリカでカタカナ英語発音で苦労したのに、ネイティブ英語発音の子供さんたちは、そのネイティブ発音で日本で苦労し、カタカナ英語を話すという何ともおかしな現実ですね。

私の中学時代には、「R」の音を巻き舌で発音する英語頑張って勉強してますって子は、たしかに笑われてたりしましたが、現在もほぼ全く同じような状況だということで、私は凄いびっくりしました。

てっきり今の時代、上手な英語発音の子なんかは皆に羨ましがられるとばかり思ってました。

そして、学校の先生もそれなりに英語の発音が上手な人が、英語の先生になっているのかと思っていました。

が、現実は、40年たっても、帰国子女がたくさんいる学校以外、ネイティブ発音は皆に笑われ、バカにされ、英語の先生の発音もカタカナ英語のままだということです。

中学の英語の先生や、予備校の先生ですらそんな状況なのに、英語を教える資格もない、英語も話せない、英語の発音も学んでいない小学校の先生が、子供たちに英語を教えることになったら、一体、日本人の英語力、コミュニケーション力は、この先どうなっていくんでしょう?

 

小学校英語が正式教科になる数年後に、数年ですよ!小学校の先生の英語が上手くなるなら、今頃英語で苦労している日本人なんていませんよ。

この外国語教育導入が焦点となった「指導要領案」のパブコメ文科省からの回答だったと思うのですが、

「自宅で英語を10回書かせておしまい。というような指導はさせない。」というような内容があったかと思うのですが、ということは、英語のスピーキングなども小学校で行うということだと思います。

ひっどいカタカナ英語(←Englishではなく、日本語ですから!)で、「リピートアフターミィ」とかって授業をするんでしょうか?

それとも、不景気で仕事にあぶれたアメリカ人を日本政府が我々の税金をつぎ込んで全国の小学校に無資格で雇いいれるような時代がやってくるのでしょうか?

この時期尚早な小学校英語の教科化って一体なんなんでしょう?

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